| wit | (witness or witnesses) 
                              当該解釈を証す文献を示す1つ以上のポインタのリストを示す. 
                                 
                                    | 状態 | 使えるならば必須 |  
                                    | データ型 | 1–∞ occurrences of 
                                       空白文字で区切られる |  
                                    | 値 | A space-delimited series of sigla; each sigil should correspond
                                       to a witness or witness group and occur as the value of the
                                       xml:id attribute on a witness element elsewhere in the
                                       document. |  
                                    | 解説 | 
                                             
                                          当該校勘資料中で,1つの現存資料に複数の解釈が含まれている場合,
                                          当該属性は常に省略されるかもしれない.
                                          
                                        
                                             
                                          当該属性は,ひとつの文献からの転記に対する各種の解釈を集めた校
                                          勘資料中で使用されるかもしれない.また,複数の文献中における各
                                          種の解釈を集めた校勘資料中でも使用されるかもしれない.
                                          
                                        
                                             
                                          当該文献記号の追加的な記述や他の版に関する情報は,子要素
                                          wit の内容として示されるかもしれない.
                                          
                                        |  | 
                        
                           | type | 当該解釈の分類を示す. 
                                 
                                    | 状態 | 任意 |  
                                    | データ型 |  |  
                                    | 例としての値は以下の通り: | 
                                          substantive
                                             当該解釈は,実質的な異形を示す.
                                             
                                          orthographic
                                             当該解釈は,実質的なものではないが,他の解釈の正書法と異なる.
                                             
                                           |  | 
                        
                           | cause | 解釈が異なる原因を分類する. 
                                 
                                    | 状態 | 任意 |  
                                    | データ型 |  |  
                                    | 例としての値は以下の通り: | 
                                          homeoteleutonhomeoarchypaleographicConfusionhaplographydittographyfalseEmendation |  | 
                        
                           | varSeq | (variant sequence) 
                              1つの対象語に対する一連の異形を想定する理由がある場合,当該解釈
                              がある場所を番号で示す. 
                                 
                                    | 状態 | 任意 |  
                                    | データ型 |  |  
                                    | 値 | a positive integer |  
                                    | 解説 | 
                                             
                                          異形列は,異なる番号の列として記すことになろう.例えば,1-2-3
                                          となり,これとは別の列には5-6-7となる.1つの解釈から複数の分岐
                                          を作る複雑な異形列の場合には,共通識別子join を使い示
                                          されるかもしれない.
                                          
                                        |  | 
                        
                           | resp | (responsible party) 
                              当該文献にある特定の解釈に責任のある編集者を示す. 
                                 
                                    | 状態 | 任意 |  
                                    | データ型 |  |  
                                    | 値 | A pointer to an element in the document header that is
                                       associated with a person asserted as responsible for some aspect
                                       of the text's creation, transcription, editing, or encoding (see
                                       chapter 21 Certainty, Precision, and Responsibility). |  
                                    | 解説 | 
                                             
                                          当該属性は,ひとつの文献の転記における複数の解釈を集めた校勘資
                                          料中でのみ使用することができる.複数の文献から解釈を集めた校勘
                                          資料中では使われないかもしれない.
                                          	
                                        |  | 
                        
                           | hand | 当該文献における特定の解釈に責任を持つ筆致を示す. 
                                 
                                    | 状態 | 任意 |  
                                    | データ型 |  |  
                                    | 値 | must be one of the hand identifiers declared in the document
                                       header (see section 11.4.1 Document Hands). |  
                                    | 解説 | 
                                             
                                          当該属性は,ひとつの現存資料の転記における複数の解釈を集めた校
                                          勘資料中でのみ使用することができる.複数の文献から解釈を集めた校勘
                                          資料中では使われないかもしれない.
                                          	
                                        |  |